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2011-02-21 Mon 16:52
さて、NBAもオールスターが終わり、後半戦が日本時間の23日から再開。 気になったチームの振り返りを。 スパーズの勢いが凄かったなというのが一つ。これには正直驚かされた。というのは、例年ならスロースタートで、後半から調子を上げてくるのが特徴だから。それにしても故障者が少ないのと元々基盤がしっかりしているディフェンスと確実な攻撃で平均も100点を超えている。05-06シーズン同様に60勝は狙えそう。あとはローズの急成長。Noahが10週間の怪我を負ったにもかかわらず54試合で38勝と勝ち星を積み重ねている。サンダーも失点が昨季に比べて増えているものの、KDを中心にさらに伸びている。 さて、本題の2チームの振り返りと希望とかも含めた後半の予想。 Celticsから。 成績:40勝14敗 Shaq,Delonte,Marquis、Nateとかが故障しているにもかかわらず、14連勝を含めて54試合で40勝14敗で前半を終われたのは凄いの一語に尽きると思う。やはりDocの采配とKG,Ray,Paulというリーグ屈指の実力を3人を軸にした抜群のケミストリーがもたらしたものだろう。07-08シーズン以降、3月ぐらいになってPOに備えてベテラン選手を獲得をするのだが、この過程でベンチからオフェンスで勢いを与えることでチームに貢献するNateと守備が得意なMarquisをトレードで差し出してSFとPGを補強するという話が出ている。(→その記事) この中でTwitterでフォローさせてもらってる方からAnthony Parkerは?という声が聞かれたが、彼の獲得はニーズ的に言うと現実的かも。6'6"というサイズでディフェンスが良く、アウトサイド、ミドルからも正確なシュートが打てる。年齢的な問題で脚力に衰えは出ているものの、強豪チームとの対戦で経験を存分に見せつけることが出来ると思う。また昨季にCLEでLBJとチームメイトだったので、HeatとPOで当たった際にLBJはもちろんのこと、Wadeらバックコート陣に対するディフェンスで効果を発揮するのではないかと思われる。 まぁそういう補強を繰り返しながらもチームとしての完成度を高めてPOに臨んでいるBOSだけど、不安は主力の故障かな。膝の故障でKGを欠いた08-09シーズンは彼の欠場した試合で18勝7敗だったけど、POでDwightやRashardらを擁したORLの前に高さ不足に泣かされカンファレンスファイナル進出に大手を掛けながら逆転負けを喫した経験があるだけに、主力の出場時間を30分程度に抑えるだろうね。それを加味しても今季は57~60勝をマークするのではと予想。 お次はLakers。 成績:38勝19敗 「どうしたの!?( ̄□ ̄;)」とでも言いたくなるようなスランプぶり…。 格下のIndやSacにホームで足元をすくわれたり、Ronはモチベーションが下がり気味で持ち味のディフェンスで力を発揮することが出来ておらず、4Qはベンチで干される状態になっていることもしばしばで成績はキャリア最低という有様。その影響だからかアーテストをトレードに出して後半の戦い方を見直そうという動きもあるとか。 今季前半の終わった57試合で38勝だったが、一昨季は47勝、昨季は43勝。他チームのマークも厳しくなるのも分かる。とはいえ、スパーズやマブズら現在の順位から上の成績のチームとの対戦は2勝6敗というのは…。それに、ブロックで貢献するRatriffがシーズンアウトという厳しい状況があり(記事)、バーンズは復帰できるものの、故障の再発を防ごうと起用が慎重になることが予想されるだろうな。 ただ、スランプを脱するきっかけがあるとすると、成績を落としているアーテストのいるSFとクイックネスのあるガードへの対応が難しくなっているFisherのいるPGの補強に成功した時(誰を補強するかにもよるけど)になりそうな気がする。また、コービーの負け試合での平均得点がAS終了時点で26.0点、ガソルが16.2点、バイナム10.4点と、相手のペースにされてしまったときに得点源がコービーに限定される傾向があるので、コービーの負担を減らし、他のメンバーも効率的に得点を取れる工夫が必要かもしれない。そんな不安要素も加味すると現状は55~56勝位かな…と予想。 シーズンも後半かー。と予想を書いてみたがさて結末はいかに…。 |
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2011-02-21 Mon 16:52
さて、NBAもオールスターが終わり、後半戦が日本時間の23日から再開。 気になったチームの振り返りを。 スパーズの勢いが凄かったなというのが一つ。これには正直驚かされた。というのは、例年ならスロースタートで、後半から調子を上げてくるのが特徴だから。それにしても故障者が少ないのと元々基盤がしっかりしているディフェンスと確実な攻撃で平均も100点を超えている。05-06シーズン同様に60勝は狙えそう。あとはローズの急成長。Noahが10週間の怪我を負ったにもかかわらず54試合で38勝と勝ち星を積み重ねている。サンダーも失点が昨季に比べて増えているものの、KDを中心にさらに伸びている。 さて、本題の2チームの振り返りと希望とかも含めた後半の予想。 Celticsから。 成績:40勝14敗 Shaq,Delonte,Marquis、Nateとかが故障しているにもかかわらず、14連勝を含めて54試合で40勝14敗で前半を終われたのは凄いの一語に尽きると思う。やはりDocの采配とKG,Ray,Paulというリーグ屈指の実力を3人を軸にした抜群のケミストリーがもたらしたものだろう。07-08シーズン以降、3月ぐらいになってPOに備えてベテラン選手を獲得をするのだが、この過程でベンチからオフェンスで勢いを与えることでチームに貢献するNateと守備が得意なMarquisをトレードで差し出してSFとPGを補強するという話が出ている。(→その記事) この中でTwitterでフォローさせてもらってる方からAnthony Parkerは?という声が聞かれたが、彼の獲得はニーズ的に言うと現実的かも。6'6"というサイズでディフェンスが良く、アウトサイド、ミドルからも正確なシュートが打てる。年齢的な問題で脚力に衰えは出ているものの、強豪チームとの対戦で経験を存分に見せつけることが出来ると思う。また昨季にCLEでLBJとチームメイトだったので、HeatとPOで当たった際にLBJはもちろんのこと、Wadeらバックコート陣に対するディフェンスで効果を発揮するのではないかと思われる。 まぁそういう補強を繰り返しながらもチームとしての完成度を高めてPOに臨んでいるBOSだけど、不安は主力の故障かな。膝の故障でKGを欠いた08-09シーズンは彼の欠場した試合で18勝7敗だったけど、POでDwightやRashardらを擁したORLの前に高さ不足に泣かされカンファレンスファイナル進出に大手を掛けながら逆転負けを喫した経験があるだけに、主力の出場時間を30分程度に抑えるだろうね。それを加味しても今季は57~60勝をマークするのではと予想。 お次はLakers。 成績:38勝19敗 「どうしたの!?( ̄□ ̄;)」とでも言いたくなるようなスランプぶり…。 格下のIndやSacにホームで足元をすくわれたり、Ronはモチベーションが下がり気味で持ち味のディフェンスで力を発揮することが出来ておらず、4Qはベンチで干される状態になっていることもしばしばで成績はキャリア最低という有様。その影響だからかアーテストをトレードに出して後半の戦い方を見直そうという動きもあるとか。 今季前半の終わった57試合で38勝だったが、一昨季は47勝、昨季は43勝。他チームのマークも厳しくなるのも分かる。とはいえ、スパーズやマブズら現在の順位から上の成績のチームとの対戦は2勝6敗というのは…。それに、ブロックで貢献するRatriffがシーズンアウトという厳しい状況があり(記事)、バーンズは復帰できるものの、故障の再発を防ごうと起用が慎重になることが予想されるだろうな。 ただ、スランプを脱するきっかけがあるとすると、成績を落としているアーテストのいるSFとクイックネスのあるガードへの対応が難しくなっているFisherのいるPGの補強に成功した時(誰を補強するかにもよるけど)になりそうな気がする。また、コービーの負け試合での平均得点がAS終了時点で26.0点、ガソルが16.2点、バイナム10.4点と、相手のペースにされてしまったときに得点源がコービーに限定される傾向があるので、コービーの負担を減らし、他のメンバーも効率的に得点を取れる工夫が必要かもしれない。そんな不安要素も加味すると現状は55~56勝位かな…と予想。 シーズンも後半かー。と予想を書いてみたがさて結末はいかに…。 |
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2010-07-12 Mon 16:14
いよいよNBAもFA交渉解禁か。 どのチームを選択するかでキャリアにも優勝できるかにも関わってくるものでもあるけど、その中でも注目はLeBron James,Dwayne Wade,Chris Boshら2003年ドラフト組に加えてCarlos BoozerやJoe Johnson,Amare Stoudemire,Dirk Nowitzkiなどトップレベルのプレイヤーたち。 その中で一番驚いたのはDwayne Wade率いるMiami HeatにLeBron Jamesが入団したこと。 実は自分自身もTwitterでLeBronがHeatに移籍すると発表した瞬間を見ていた。 記者がどこに所属するのかについて質問して、レブロンがMiamiと答えて記者が「なぜ?」と質問したところが聞こえた。 当初はシーズン中に背番号を23から6に変更したことで「移籍をせずにCavsに残留するのでは?」とかレギュラーシーズン中のインタビューで「マディソンスクエアでプレーするのは楽しみ」と発言が見られたことから「NYKに移籍?」とかBOSの元ACでここ3年で2度のファイナル進出に貢献したTom ThibodeauがHCをしていることから「CHIじゃないのか」様々な噂が流れたが、これらを拒否してMiamiに移籍したのには次に挙げる理由があるのではないかと思われる。 その1 ヘッドコーチの選手起用・戦術の問題 残留するかと思われたCavsは昨季のレギュラーシーズンで61勝を挙げたがカンファレンスセミファイナルでセルティックスに2勝しか挙げられずに敗退してしまい、その当時のヘッドコーチだったMike Brownを5月24日に即刻解雇した。ここまでは良かった。 しかし、新しく雇ったヘッドコーチはByron・Scott。2002年と2003年にNJNでファイナル進出を果たし、2008年にはNOHでレギュラーシーズンで56勝をマークして最優秀ヘッドコーチ賞を受賞した実績がある。 ただ、彼の選手起用や戦術には疑問符が付く物が多い。 簡単に言うと「選手に任せ過ぎなうえ若手嫌いで、戦況判断が出来ないHC」と言うところだろうか。 これが著明に目立ったのは2003年のスパーズとのNBAファイナル。Dikembe Mutomboを全く使わずにAaron WilliamsやJason Collinsらを起用し、2勝しか挙げることが出来なかった。その影響なのか「お気に入り采配をする」と批判されるようになり、次のシーズンでは彼が依存していたJason Kiddに嫌われたのが大きく響いて42試合で22勝20敗という不本意な成績に終わって解雇された。NOHでは2006年の新人王であるChris Paulの信頼こそ獲得できたものの、オフェンスシステムに対する不満をDavid Westから指摘され、JR・SmithやMarcus Thorntonなどの若手プレイヤーの出場時間を制限するなどして反感を買っていて、前者はDENに移籍してからスリーポイントシューターに変貌し、後者はScottが解任されてからベンチからの得点源として活躍しているところにScottが若手にいか嫌われているかを示しているかのように見える。 以上のことを考えるとLeBronは柔軟性に欠ける起用法に不満を示し、それを指摘したにもかかわらず状況の改善がみられていないことになると、Jason Kiddのように解任を要求することが予想されるのではないかと考える。 移籍先の候補に挙がっていたNYKのMike D'antoniの場合は優勝の可能性がScottより厳しくなると予想する。2004〜08年までのサンズを見ている人は言うまでもないかもであるが彼の戦術は速攻とアウトサイド、8人ローテーション。そもそも速攻と言う戦術自体が走るものであり、それによって存在感を見いだせる選手であっても疲れるもの。それにも関わらずスターターの起用時間は異常に長く、LeBronは得点、アシスト、リバウンドとオールラウンドにこなす上にスリーポイントシュートの確率が決して高い選手ではないので、ますます負担が大きくなることが予想される。その証明が2008年のナッシュ。プレーオフ1回戦のGame5のフィールドゴール成功率が16本中4本の成功に終わっている。一方8人ローテションじゃないCavsでLeBronは2007年ファイナルのGame1で16本中4本のフィールドゴールに終わっているので、スリーポイントの確率が決して高くないLeBronの場合は更に勝負どころで貢献できずにチームが敗走と言う場面がプレーオフで露呈することが予想される。こうした柔軟性に欠ける采配をLeBronが好むとは考えられにくい。よって移籍はしないと考える。 その2 フロントの一貫性のない補強 また、フロントの戦力補強に問題があったことが移籍の判断を後押しした一因ではないか。 仮にLeBronがJordanだとするとPippenやPaxson,Kukocのようなチームの核となるプレイヤーを獲得できていなかったことにも一因があるような気がする。 Jordanの時は1987年にPippenを獲得して、Pistonsに敗れても放出をせずにチーム力の向上に努め、それを1991年の初優勝に結びつけた。 ところが、優勝への思いが強いあまりにフロントは優勝に貢献できなかったLarry HughesやEric Snow,Drew Goodenとかを放出してはAnthony ParkerやDelonte West,Shaqを獲得することでグレードアップに努めようとしたものの、結局はロスターをごろごろ替えたことがチームとしての完成度が低いままプレーオフに臨む状況を作ることになってしまい、そういう状況が改善されていないことに対する不満もLeBronが移籍の意思表示を示したのではないかと思われる。 これで来季は勝利に導く場面が増えるのか、という点にはかなり注目している。上手くかみ合えば06年以来の50勝越えの達成は十分に可能だろうと思われる。開幕戦でどんなゲーム展開を見せるかが楽しみだ。 その他の大物FAの状況を簡単に書いて日記をここまでとしよう。 ・Dirk Nowitzkiは4年8000万ドルでMavsに残留 ・Carlos Boozerは5年8000万ドルでJazzからBullsに移籍 ・Joe Johnsonは6年12370万ドルでHawksに残留 ・Amare Stoudemireは5年10000ドル(推定)でKnicksに移籍 ・David Leeは6年8000万ドルでWarriorsに移籍 |
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2010-07-12 Mon 16:14
いよいよNBAもFA交渉解禁か。 どのチームを選択するかでキャリアにも優勝できるかにも関わってくるものでもあるけど、その中でも注目はLeBron James,Dwayne Wade,Chris Boshら2003年ドラフト組に加えてCarlos BoozerやJoe Johnson,Amare Stoudemire,Dirk Nowitzkiなどトップレベルのプレイヤーたち。 その中で一番驚いたのはDwayne Wade率いるMiami HeatにLeBron Jamesが入団したこと。 実は自分自身もTwitterでLeBronがHeatに移籍すると発表した瞬間を見ていた。 記者がどこに所属するのかについて質問して、レブロンがMiamiと答えて記者が「なぜ?」と質問したところが聞こえた。 当初はシーズン中に背番号を23から6に変更したことで「移籍をせずにCavsに残留するのでは?」とかレギュラーシーズン中のインタビューで「マディソンスクエアでプレーするのは楽しみ」と発言が見られたことから「NYKに移籍?」とかBOSの元ACでここ3年で2度のファイナル進出に貢献したTom ThibodeauがHCをしていることから「CHIじゃないのか」様々な噂が流れたが、これらを拒否してMiamiに移籍したのには次に挙げる理由があるのではないかと思われる。 その1 ヘッドコーチの選手起用・戦術の問題 残留するかと思われたCavsは昨季のレギュラーシーズンで61勝を挙げたがカンファレンスセミファイナルでセルティックスに2勝しか挙げられずに敗退してしまい、その当時のヘッドコーチだったMike Brownを5月24日に即刻解雇した。ここまでは良かった。 しかし、新しく雇ったヘッドコーチはByron・Scott。2002年と2003年にNJNでファイナル進出を果たし、2008年にはNOHでレギュラーシーズンで56勝をマークして最優秀ヘッドコーチ賞を受賞した実績がある。 ただ、彼の選手起用や戦術には疑問符が付く物が多い。 簡単に言うと「選手に任せ過ぎなうえ若手嫌いで、戦況判断が出来ないHC」と言うところだろうか。 これが著明に目立ったのは2003年のスパーズとのNBAファイナル。Dikembe Mutomboを全く使わずにAaron WilliamsやJason Collinsらを起用し、2勝しか挙げることが出来なかった。その影響なのか「お気に入り采配をする」と批判されるようになり、次のシーズンでは彼が依存していたJason Kiddに嫌われたのが大きく響いて42試合で22勝20敗という不本意な成績に終わって解雇された。NOHでは2006年の新人王であるChris Paulの信頼こそ獲得できたものの、オフェンスシステムに対する不満をDavid Westから指摘され、JR・SmithやMarcus Thorntonなどの若手プレイヤーの出場時間を制限するなどして反感を買っていて、前者はDENに移籍してからスリーポイントシューターに変貌し、後者はScottが解任されてからベンチからの得点源として活躍しているところにScottが若手にいか嫌われているかを示しているかのように見える。 以上のことを考えるとLeBronは柔軟性に欠ける起用法に不満を示し、それを指摘したにもかかわらず状況の改善がみられていないことになると、Jason Kiddのように解任を要求することが予想されるのではないかと考える。 移籍先の候補に挙がっていたNYKのMike D'antoniの場合は優勝の可能性がScottより厳しくなると予想する。2004〜08年までのサンズを見ている人は言うまでもないかもであるが彼の戦術は速攻とアウトサイド、8人ローテーション。そもそも速攻と言う戦術自体が走るものであり、それによって存在感を見いだせる選手であっても疲れるもの。それにも関わらずスターターの起用時間は異常に長く、LeBronは得点、アシスト、リバウンドとオールラウンドにこなす上にスリーポイントシュートの確率が決して高い選手ではないので、ますます負担が大きくなることが予想される。その証明が2008年のナッシュ。プレーオフ1回戦のGame5のフィールドゴール成功率が16本中4本の成功に終わっている。一方8人ローテションじゃないCavsでLeBronは2007年ファイナルのGame1で16本中4本のフィールドゴールに終わっているので、スリーポイントの確率が決して高くないLeBronの場合は更に勝負どころで貢献できずにチームが敗走と言う場面がプレーオフで露呈することが予想される。こうした柔軟性に欠ける采配をLeBronが好むとは考えられにくい。よって移籍はしないと考える。 その2 フロントの一貫性のない補強 また、フロントの戦力補強に問題があったことが移籍の判断を後押しした一因ではないか。 仮にLeBronがJordanだとするとPippenやPaxson,Kukocのようなチームの核となるプレイヤーを獲得できていなかったことにも一因があるような気がする。 Jordanの時は1987年にPippenを獲得して、Pistonsに敗れても放出をせずにチーム力の向上に努め、それを1991年の初優勝に結びつけた。 ところが、優勝への思いが強いあまりにフロントは優勝に貢献できなかったLarry HughesやEric Snow,Drew Goodenとかを放出してはAnthony ParkerやDelonte West,Shaqを獲得することでグレードアップに努めようとしたものの、結局はロスターをごろごろ替えたことがチームとしての完成度が低いままプレーオフに臨む状況を作ることになってしまい、そういう状況が改善されていないことに対する不満もLeBronが移籍の意思表示を示したのではないかと思われる。 これで来季は勝利に導く場面が増えるのか、という点にはかなり注目している。上手くかみ合えば06年以来の50勝越えの達成は十分に可能だろうと思われる。開幕戦でどんなゲーム展開を見せるかが楽しみだ。 その他の大物FAの状況を簡単に書いて日記をここまでとしよう。 ・Dirk Nowitzkiは4年8000万ドルでMavsに残留 ・Carlos Boozerは5年8000万ドルでJazzからBullsに移籍 ・Joe Johnsonは6年12370万ドルでHawksに残留 ・Amare Stoudemireは5年10000ドル(推定)でKnicksに移籍 ・David Leeは6年8000万ドルでWarriorsに移籍 |
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2010-07-01 Thu 15:29
プレーオフとファイナルを一緒に振り返るとしますか。 1回戦で勝ったのはLakers,Spurs,Suns,Jazz,Cavs,Magic,Hawks,Celticsの8チームで、準決勝はLakers,Suns,Magic,Celticsの4チーム。 まずはプレーオフから見て行くけど、今年のプレーオフは優勝候補の残念なゲーム展開が目立った印象が強い。特にMavsとHawks、Magic、Cavsについては凄く気になったのでそれについて書かせていただきたい。 Mavsから。 カーライルはスターターを酷使し過ぎ。脚の速いParkerやHillを相手に年齢による衰えが目立つKiddが守り切れるとはとても思えない。Kiddは来年3月で38歳になるし、Twitter上でも「なんでRoddyを起用しないの?」って疑問符を付けられていた。足が付いていけないなどの年齢的な影響や疲れなどの精神的な影響がが勝負どころで悪く出ることがないよう、早めに交代するとかそういう臨機応変さを発揮できるともっと違った展開になっていたのではないかと思った。しかも、03年や06年に比べて負けた時の点差が3点から4点に縮まっていることを考えると、「どうして交代を上手く使えなかったのか…」と悔やんでも悔やみきれない印象が残る。ただ、来季にスパーズにしっかり勝ちたいと考えるのであればスピード面で劣るDampierをカバーする意味でも機動力に優れたビッグマンが欲しいのと、Kiddの衰えも考慮するとRoddyの育成、ペリーメーターを守ることのできるディフェンダーの獲得も課題になるのではないかと考える。 次はHawks。 「レギュラーシーズンでの53勝は立派な数字だ!」と言いたいところなんだけど、肝心のプレーオフでのHCと選手は非常に残念。ウッディはインサイドの核であるボーガットとエースのレッド欠いたバックスを相手にスクリーンに対してスイッチしか使えない有様を露呈したうえ、大手をかけるはずのGame5の終盤に逆転され、Johnsonがファウルアウトして以降はオフェンスを修正できずに先に大手をかけられてしまい、フルセットの戦いを強いられる。Game7こそ勝ったものの、Johnsonはアイソレーションに依存する癖がありボールが回せず、そのツケがマジックとの準決勝でFGが29.8%、平均得点が12.8点に終わる有様。Josh Smithは勝負強さを発揮することもあるが、バックスの本拠地であるミルウォーキーをからかう発言をするなど素行面に問題あり。ジャマール・クロフォードもでジョンソン同様アイソレーションばかりのオフェンスが全然改善されていない(マジックとのシリーズのFGは33.3%)。同じ攻撃手段ばかりでは相手に研究されるのはジョーダンルールが盛んだった1988年から90年にかけてのBulls対Pistons戦や2007年のSpurs対CavsとのNBAファイナルでも証明されているのに。戦術面に問題があったことを理由に解雇したのは良いけど、来季は今までの課題であるJohnsonとCrawfordのアイソレーション頼み、相手が仕掛けてきたスクリーンに対してスイッチしか使えないと言った柔軟性に欠ける攻守の組み立ての改善が必要だと思われる。 ただ、Woodsonの血を引き継いでいるアシスタントコーチのLarry Drewがヘッドコーチになっただけに、正直に言ってこれらの課題が改善されるのか非常に不安である。もちろんシーズンが開幕してみなければ改善しているかいないかが分からないのも事実でもある。しかし、厳しい言い方をすると現在の課題を改善できないのならば来年プレーオフで再びバックスと対戦したとするとバックスがシリーズに勝つのではと予想する。 準決勝はLakers,Suns,Magic,Celticsの4チーム。 先の3チームは4-0のストレート勝ち。 しかし、優勝候補のCavaliersが2勝しか挙げられずにCelticsの前に、SpursはSunsの前に1勝もできずに4戦で敗れ去るとは予想外。前者のCavsはスパーズで学んだディフェンス中心の戦術で戦い、61勝を挙げたのは非常に立派だった。ただそうは言っても、それ以上にマイク・ブラウンはホントにオフェンス戦術を組み立てるのが下手。それを表すのが去年はレギュラーシーズンで66勝を挙げながらマジックとのカンファレンスファイナル初戦を逆転負けで落としたのが響き2勝4敗でファイナル進出を逃し、今季にカンファレンスセミファイナルでCeltics相手に2勝しか挙げられなかったという事実。(因みにCelticsに敗北したことでShaqのいるチームはプレーオフでGame1を制するとそのシリーズを制するっていうジンクスも消え去った。) 以前からCavs全体がLeBronのおんぶに抱っこであることが前々から批判されていて、Maurice WilliamsとDelonte West、Anthony Parkerらを獲得してバックコートを厚くし、今季にインサイドで勝負強さを発揮するShaqを獲得することでこの事態の解決を図ろうとしたが肝心のプレーオフで多彩な戦術を繰り出すことが出来ず、以前からの批判が改善されることはなかった。ただ、マイク・ブラウンがHCを続行する限りLeBronの選手としての成長はもちろんのこと、先に挙げた改善すべき点の改善、そして目標である優勝を取ることは困難になると考える。来季は果たしてLeBron頼みのオフェンスを改善して優勝を勝ち取れるのだろうか…?来季はHCが大きなカギを握りそうな気がする。(Brownは5/24にクビを言い渡されたのだが) 今季のカンファレンスセミファイナルでCelticsに敗れたCavaliersを昨年のカンファレンスファイナルで下してファイナルに進出したマジックも今季のプレーオフでは実力で勝ったとは思えない。 その理由は対戦相手に恵まれたから。1回戦の相手は創設5年目でプレーオフ初進出のボブキャッツ。そのボブキャッツを相手にDwightは平均ファウル5.5と完全なファウルトラブルに苦しめられた。(今シーズンに彼が5ファウルもしくは退場(6ファウル)を記録した試合の成績は18試合で8勝10敗であり、そのうち規定ファウルの数である6ファウルで退場した試合は4試合で1勝3敗。)それでいて6ファウルを2試合記録しながらボブキャッツをスウィープできたのはLewisらアウトサイド陣が奮闘したから。 Hawks戦もJohnsonのアイソレーションに依存する癖に助けられた感が否定できず、Lewisとアウトサイドの攻撃を担うCarterのスリーポイントがホークスとのGame3を終えた時点で16%(4/25)という不振ぶり。Game4は序盤でゲームを支配したうえに4Q残り2分の時点で20点差にリードを広げたのが大きかった。 で、Celticsとのカンファレンスファイナルはシュートの入らないルイスを長時間使いまくったり、カーターは終盤でシュートを外したりと「…?」を付けるのがふさわしいStan van gundyの采配ぶり。それが結局は最初の3連敗を招くことになったのではないかと思う。Game4と5こそ勝ったけど、Game4でのハワードとネルソンの活躍はCelticsが疲れを露呈したことに助けられた感があるし、Game5はCelticsのBig BabyとMarquisの故障、Perkのテクニカルファウルによる退場とCelticsの明らかな人手不足による疲労の蓄積に助けられた印象が否定できない勝利であり、去年のカンファレンスセミファイナルでのCelticsに勝ったことはまぐれだったのではないか?と感じたカンファレンスファイナルだったと思われる。 マジックがもしも来季に躍進をしたいのであればDwightはオフェンスの武器を増やすことが必須ではないだろうか。一口で言うならオフェンスの武器が乏しい。サンズのAmareは06年の膝の手術を機にダンクを中心としたインサイドでのオフェンスだけでなく、ジャンパーも自分のオフェンスの武器に加えたことで08年のオールスターブレイクからシーズンエンドまでに平均29.1点を記録し、最終的には79試合出場で平均25.2点を記録している。Dwightはフックシュートが武器の選手なのだが、まだ25歳と発展途上なのだし、伸び白もあるのだからオフェンスでの武器が増えれば表面上の数字だけでなく成績に見合ったインパクトも残せるかと思うのだが…。StanがHCで居続ける限り難しいか…? さて、本題のNBAファイナル。ここにたどり着いたのはLakersとCeltics。2008年以来の対戦。 あの年はセルティックスが最初の2戦を取ってGame3を落としたが、Game4で24点のリードを奪われてしまったにも関わらず4Q終盤に逆転したのが効いて3勝1敗と大手を掛けるのに成功し、Game6で39点差の大差でLakersを圧倒して17度目の優勝を飾った。 あの伝統の一戦から2年。LakersとCelticsはまさにファイナル進出にふさわしいチームだと思った。 この戦いはGame1の初っ端からPierceとArtestがレスリングを仕掛けたり、6ft1inのFisherと6ft5inのRay、6ft7in同士であるPierceとArtestの激しいというまでのマッチアップがあったりと本当にマッチアップからゲーム内容まで本当にフィジカルな戦いだったなと思う。 LakersはBynumが復帰してくれたおかげでGasolがPFに専念することができ、その波状効果か得点とリバウンドが増えたし、Bynumも膝の痛みによる出場時間の制限の影響で7.4得点5.1リバウンドと平凡な成績だったけど高さでCelticsを徹底的に苦しめたし。一方のCelticsのLakersのインサイド陣に対するKGのローポストディフェンスはホントに凄かったし、特にCelticsが先に大手を掛けたGame5ではKobe以外のプレイヤーを抑えることを徹底したことでLakersのインサイドのGasolをFG5/12に封じることに成功し、Game7では激しい守備でBynumとGasolの二人のFGを7/21に抑えることに成功している。 フィジカルがヒントと言われ続けたファイナルではあるのも確かに事実だけど、LakersとCelticsのファイナルで本当の意味でカギを分けたのはスターターの健康だと思う。 Game6の1Q5分30秒にCelticsのPerkinsが右ひざの靭帯を損傷してしまい、最終戦の欠場が決まってしまったことで背中の故障の影響でシリーズのFG成功率が.366に終わったRasheedが先発することに。確かに最終戦ということでGasolに対するインサイドディフェンスでFGを18本中6本の成功に抑えるのに貢献したのは事実なのだが、Lakersにチーム全体で23本のオフェンシブリバウンドを奪われているところにPerkinsが欠場してしまったことの影響が現れているように思われる。確かにそれでもリードをしていたのは事実だが、第4クォーターの重要な場面でシュートが入らなくなりだしてきた状況で逆転されてしまったことで、背中の痛みを抱えていたうえに足の痙攣を起こしてしまったRasheedとシリーズを通して本調子とはいえなかったGarnettに対する負担の増加を招き思うように動けなくなってしまったことが敗因ではないかと考えられる。 因みにこのシリーズの最終戦の前にRasheedは引退する意向をDocに明かしていたとか。Docが来シーズンの続投を決めたというのは嬉しいのだが、Philは辞めるのではないかという噂があるらしい。 現地時間7月1日午前0時(日本時間7月1日午後1時)からFA。オフシーズンもPlayoff同様目が離せないニュースが飛び込みそうだ。 |
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